INTERVIEW

最新技術の導入を推進し、未来を担う教員を育成する

平成17年4月 採用

三木 俊介

鳴門教育大学教務部教務課

仕事の内容

業務では、主に教育支援・教育環境のDXに携わっています。現在は、各学生の学修データをAIが分析し、学位補足証明書を発行できるシステムを、協力会社とともに開発中です。加えて、講義棟全体をEdTech空間へ転換させていき、学生の主体的・協働的な学びを支援しています。また、娘が誕生した際、安心して成長できる環境を整えるとともに、同じ大学職員である妻のキャリアも大切にしたいという思いから、6か月の育児休業を取得し、育児に専念させていただきました。理解のある環境で安心して休業することができ、娘とかけがえのない時間を過ごすことができました。

恩師

鳴門教育大学には、働きながら学ぶ教職員のための「教職大学院遠隔教育プログラム」があります。このプログラムを受講する大学院生の中には、私が小・中学生時代にお世話になった担任の先生や校長先生が複数人いらっしゃいます。自分を育ててくださった先生方のスキルアップやキャリアパスのサポートを通じて、徳島県をはじめとする次世代の学校教育に貢献できることをうれしく思います。

Q&A

仕事をする上で大切にしていることはありますか?
自分の仕事を社会価値の創造に繋げることです。仕事をしていると、業務を遂行すること自体が目的になりがちです。個人の業務は組織のビジョンを実現するための過程であり、その組織のビジョンは社会課題を解決するためにある、という全体イメージを常に持ち、一つひとつの仕事と社会との繋がりを意識するようにしています。
今後の目標を教えてください。
社会の期待を超える組織作りに貢献したいです。近年の教育現場では、Society5.0や令和の日本型学校教育、GIGAスクール構想等、ニーズが多様化・複雑化しています。変化するニーズに応えるために教育の最新動向を把握し、必要なスキルを身につけて事業や教育研究を推進できる職員を志しています。「鳴門教育大学があって良かった」と思っていただけるような学校を目指して、日々の業務に取り組んでいます。

SCHEDULE

8:30

始業

子どもの朝食を準備し、保育園へ送り出します。
出社後は、アプリを活用してチーム内で一日の目標やタスク分担を共有します。

9:00

システム開発の会議

オンラインで設計業者と打ち合わせを行います。学生の学修成果や学校教員としての資質能力をモニタリング・デザインするためのシステムを開発しています。

12:00

昼休み

子どもに会えるよう一時帰宅し、家族で昼食をとります。

13:00

教育環境DXの会議

教員と複数部署から選出された職員による会議メンバーの一員として、新しい学修空間を提案します。

17:15

終業

保育所に子どもを迎えに行きます。帰宅後は子どもの夕食を準備し、お風呂に入れ、寝かしつけをします。